全ての人の夢が実現するために 「どうせ無理…」廃絶宣言!
誰も一度は憧れる宇宙ですが、簡単に行くことができないので、あきらめてしまいがちです。多くの人があきらめてしまう夢を「そんなことないよ!」と言って実現できれば、あきらめない人がひとりでも増えるのではないかと僕は思っています。
「北海道の田舎で宇宙開発をやっているんだから、これくらいのことはできるんじゃないの」と想う人が増えてくれたら、世の中が少しよくなるんじゃないかと思うんです。
書籍「NASAより宇宙に近い町工場」ディスカヴァー21出版より
なぜ宇宙ロケットに挑戦するのか?
それは世の中から宇宙ロケットという夢を通じて“どうせ無理”を無くすためです。
植松さんの話は衝撃的でカッコイイです。
「社員はたった20人」「何度もやめたい…」と思ったそうです。「何度も何度も会社はつぶれそうになった」。それでもロケットバンバン飛ばし、NASAからオファー来るようになった。
植松さんの話を是非聞いてみてください。
開催日: | 2011年10月29日(土) |
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開 場: | 12:30 |
開 演: | 13:00〜 終了:15:00 |
場 所: | 仙台市青年文化センター 仙台市青葉区旭ヶ丘3丁目27-5 TEL 022-276-2110 ※最寄駅 地下鉄旭ヶ丘 徒歩2分 駐車場がありませんので地下鉄をご利用ください。 |
参加費: | 一般 3,000円 学生 1,500円 (経費を除いて全額義援金とさせていただきます) ※団体割引あり(1口11枚 30,000円) |
問合せ: | 橘企画 TEL:090-8925-1607 E-mail:ma-key@tenor.ocn.ne.jp |
協 賛: | 協賛:天下一品でおなじみの(株)こむらさき 30周年記念 |
植松努氏 プロフィール
(株)植松電機専務取締役、(株)カムイスペースワークス代表取締役。
1966年北海道芦別生まれ。
子どものころから紙飛行機が好きで宇宙にあこがれ大学で流体力学を学び、名古屋で航空機設計を手がける会社に入社。
1994年実家のある北海道へ戻る。父(植松清)が経営する植松電機へ。産業廃棄物から除鉄・選鉄に使う電磁石の開発製作に成功。2004年6月カムイ式ロケットの研究を進めていた北海道大学大学院の永田教授に出会いロケット開発に係る。
現在発行中の『致知』9月号に掲載され、話題を呼んでいる青木豊彦氏と植松努氏の対談記事。
http://www.chichi.co.jp/monthly/201109_pickup.html#pick3
町工場の技術を生かし、宇宙への挑戦を続ける
お二人の志に深い感銘を覚えます。
本日は、ロケット開発で世界の注目を集める植松氏のお話をご紹介いたします。
「人間の脳波を止めてしまう言葉」
植松努(植松電機専務)
『致知』2011年9月号
特集「生気湧出」より
夢というのは自分で大好きなことをやってみたいという思いでしょうね。
だったらやったらいい。それだけの話です。
大好きなことをしっかり持つには感動が一番です。
「やってみたい」「すごい」という心があれば、夢はいくらでも見つかると思いますよ。
でも、その時にできない理由をいくつも思いついてしまうんですね。
そして、そのできない理由すら考えなくなる最悪の言葉が
「どうせ無理」
なんです。
この言葉が人間の脳波を止めてしまう。
思考が止まると楽ですが、それだと何も始まらない。
「どうせ無理」
ではなく
「だったらこうしたらできる」
と頭を切り替えて考え続けることで道は拓けると思います。
だけどモチベーションはやる気だけで高まるものではないんですね。
物事に挑戦し、それを諦められない理由が、僕の場合は火事場の馬鹿力の源になっています。
僕は「どうせ無理」という言葉が大嫌いです。
この言葉が人の可能性を奪い、その連鎖が正しくて優しくて弱い子供たちに向かうと知っていますからね。
繰り返すようですけど、僕は「どうせ無理」という言葉をこの世からなくしたい一念で宇宙開発をしています。
目の前の壁が大きいほど、その思いは強くなります。
だから、毎日火事場の馬鹿力を出すことができるんだと思います。
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開発の世界ではゼロから一を生み出すという大変厳しい問題に挑戦することもありますね。
これは一を二にしたり三にしたりというのとは比較にならない難しさです。
その時、従来のやり方を維持しようとしたら負けが始まるんです。
過去のノウハウばかりでなく時に自分自身すら否定してしまって「これでいいのか」と本気で動き出す時に、ゼロから一が生まれるのだ思います。
いまの日本に必要なのは、その執念と元気なのではないでしょうか。